健康な人でも油断をしていると、インフルエンザになったり風邪をひいてしまったりするでしょうが、その場合は薬を飲めば病気は治るでしょう。
でも、逆流性食道炎の人がインフルエンザや風邪になってしまった場合は、そう簡単には済まないことを知っていますか?
実際にボクが体験したことなのですが、逆流性食道炎に風邪の症状が足されると、本当に最悪な状態になったので危険です。
そこで今回は、逆流性食道炎の人が風邪をひいてはダメな理由を3つほどご紹介しますが、風邪ぐらいと言って侮ってはいけません。
最悪の場合は、逆流性食道炎の薬をもらうために、再び病院へ通うことになるので、まだ症状が完治していない人は自己管理を怠らないようにしましょう。
風邪をひくと免疫力が低下して逆食が再発する!

これは逆流性食道炎の人に限りませんが、風邪をひいてしまうときは免疫力が低下しているときなので、持病が悪化するケースが増えます。
または体の弱い部分に症状が出てしまうケースもあり、風邪をひき免疫力が下がったことで腰痛がヒドくなったり、股関節が痛くなったりする人もいるそうです。
実際にボクが風邪をひく前は、逆流性食道炎の症状がだいぶ改善されていたので、ときどき薬を飲む程度で済んでいました。
風邪のひき始めの頃は、風邪の症状だけで済んでいたのが、次第に風邪の症状だけでなく逆流性食道炎の症状も出るようになったんです。
ただでさえ風邪の症状がツラいのに、それにプラスして逆流性食道炎の症状が出ると、なかなか体調が戻らず大変な思いをするので本当に危険。
逆流性食道炎が改善されても風邪をひいてしまったら、逆流性食道炎の症状が再び出ると分かったので、風邪ぐらいと侮らないように注意してください。
逆流性食道炎の人が風邪をひいてはダメな1つ目の理由は、風邪をひくと免疫力が低下して、逆流性食道炎の症状が再び出てしまう危険性があるからです。

風邪をひくと咳やのどの症状が出て逆食とのダブルパンチ!
以前の記事にも書きましたが、逆流性食道炎を患うと咳が出てしまったり、のどに痛みが出てしまったりする人が多いかと思います。
実際にボクも、咳が出たりのどに痛みが出るようになってしまったので本当にツラい経験をしたのですが、風邪が原因で再び咳やのどの症状が出てしまうケースがあるんです。
まず風邪をひいて咳が出るようになると、逆流性食道炎の咳も誘発されるのか分かりませんが、明らかに風邪が原因ではない咳が出るようになりました。
さらに、風邪が原因で咳をすることでのどにも痛みが出てしまい、逆流性食道炎の痛みと合わさって、ダブルパンチの症状が出てしまったんです。
最初は、風邪なのか逆流性食道炎なのか原因が分からなかったのですが、風邪薬を飲んでも症状が出ていたので、二つの病気が原因と判断しました。
風邪薬と逆流性食道炎の薬を同時に飲まなかったので、もし飲む場合は自分で勝手に判断をせず、しっかり医師に相談してからにしてください。
逆流性食道炎の人が風邪をひいてはダメな2つ目の理由は、風邪をひくと逆流性食道炎の咳やのどの症状が誘発されて、ダブルパンチの苦しみを味わうからです。

風邪をひくと食事のあと横になるから胃酸が逆流する!
風邪を治すの効果的な方法は、とにもかくにも体を休ませることなので、横になって安静にしていることだと言われています。
仕事が休めない人は薬を飲むのでしょうが、風邪を治す薬はないそうなので、やはり安静にしているのが効果的でしょう。
でも、ここで問題が出て来るのですが、逆流性食道炎の人の場合は、食事のあとすぐ体を横にすると胃酸が逆流してしまう危険があること。
ボクの場合は、逆流性食道炎になってから最低でも食後2時間以上は体を横にしていなかったので、風邪をひいたとき食事のあとが心配でした。
風邪をひいてるときは、体力を奪われているので食後は安静にしているべきですが、横になったときにやはり胃酸が逆流するような症状が出てまったんです。
前述で書いたように、風邪をひいて免疫力が落ちて逆流性食道炎の症状が出やすくなっているとき、食後に体を横にするは胃酸が逆流するので危険性が高くなるでしょう。
逆流性食道炎の人が風邪をひいてはダメな3つ目の理由は、食事のあと体を横にすると、胃酸が逆流する危険があるからです。

風邪をひかないために必要な3つの予防方法!
逆流性食道炎を再び悪化させないためには、やはり風邪をひかないように気を付けることなので、ここからは簡単にできる風邪の予防方法をご紹介します。
こまめに水分補給をする!
のどが乾燥すると、風邪をひきやすくなるので、こまめに水分補給をして風邪を予防する必要があります。
水分補給をするタイミングは、20分から30分に一度くらいと言われているので、1時間に2回から3回を目安に水分補給しましょう。
マスクをして人からうつされないようにする!
電車など混雑している場所では、人との距離が近くなって風邪をうつされやすくなるので、乾燥する季節はマスクをするのが風邪の予防にはピッタリです。
また自分が風邪にならないためだけでなく、風邪をひいたら人にうつさないためにもなるので、乾燥する季節はできるだけマスクをしましょう。
家に帰ったらしっかり手洗いうがいをする!
基本的なことではあるけど、風邪を予防するには、手洗いうがいを怠らないようにするのが必要です。
手を洗う場合は、石けんを付けて指や爪の間や手首などをしっかり洗い、うがいをする場合は声を出しながらしたり、お茶ですると良いので試してみてください。

まとめ
今回の「逆流性食道炎の人が風邪をひくと症状が再び悪化する3つの理由!」は、ボクと同じように逆流性食道炎の人なら経験する可能性が高いでしょう。
普段から自己管理をできている人だったら、インフルエンザや風邪の心配は少ないでしょうけど、無理をしてしまったり調子に乗ってしまったりすると危険なので注意してください。
特に、長引くと言われる夏の風邪は、逆流性食道炎の人にもともと危険な夏の季節と相まって、さらに症状が重くなってしまう場合もありますからね。
逆流性食道炎は、再発が多い病気と言われているので、風邪の症状が呼び水となり再び症状で苦しめられることもあるから、くれぐれも自己管理を怠らないようにしてください。
あとは、季節の変わり目も体調を崩しやすく風邪をひきやすいので、風邪予防に効果のあるコマメな水分補給・マスク・手洗いうがいを忘れないようにしましょう。
