暑い季節になったら、前回の記事で書いたカレーライスと同じくらい欲しいのが、キンキンに冷えたジュースやお酒を野みたいですよね?でも、逆流性食道炎の人が、キンキンに冷えたジュースやお酒を飲んで、大丈夫なのでしょうか?暑さ対策として、キンキンに冷えたジュースやお酒を飲みたい人も多いと思うので、冷たい飲みものが、逆流性食道炎にどのような影響を与えるのかをご紹介します。これを読んでしまったら、暑い季節は、常温の飲みものしか取れなくなっちゃうかも?
冷たい飲みものは胃を壊す!
暑い季節には、冷たい飲みものを取って、体を芯から涼しくしたいと思っている、そんな逆流性食道炎の人も多いですよね。
でも、基本的に、冷たい飲みものは、逆流性食道炎ではなくても、あまり飲まない方が良いとされています。
その理由として、冷たい飲みものを取ることで胃や腸が冷えてしまい、機能が低下して、逆流性食道炎の症状を悪化させてしまうからです。
もともと、逆流性食道炎の人は、胃の機能が低下していることが多いので、冷たい飲みものを取って、さらに悪化させてしまうでしょう。
胃が原因ではなく、精神的な面から逆流性食道炎になった人なら、冷たい飲みものを取っても大丈夫と言うことではありません。
精神的な面から逆流性食道炎になるニュータイプの人でも、冷たい飲みものが危険な理由は、冷たい飲みものを取ることで、自律神経が乱れてしまうからです。
自律神経と逆流性食道炎は深い関係があるから、できるだけ自律神経は乱さない方が良いので、冷たい飲みものを取ることは止めましょう。
ちなみに、ニュータイプの逆流性食道炎がどんなものかは、「デパスを処方される人はニュータイプの逆流性食道炎みたいです!」を読んでもらえると分かります。
他には、冷たい飲みものを取ることで、下痢、消化不良、寝つきが悪くなる、免疫力の低下などが起こるので、逆流性食道炎であっても、逆流性食道炎ではなくても、冷たい飲みものはあまり取らない方が良さそうです。
じゃあ暑い季節はどうすればいいの?
じゃあ、逆流性食道炎の人は、暑い季節にはなにを飲めば良いんですか?って話ですよね。
どうしても、キンキンに冷たいジュースやお酒を飲みたい気持ちは分かりますが、それは逆流性食道炎が治ってからにしてください。
残念ですが、逆流性食道炎の人は、胃に負担が掛からない常温に近い飲みもので、暑い季節を乗り切りましょう。
暑い季節は、暑さで体力が奪われて、夏バテを起こしたり、体力も免疫力も低下してしまいます。
冷たい飲みものを取りたい気持ちも分かりますが、まずは、逆流性食道炎を治すことを優先させてください。
逆流性食道炎にとって暑い季節は、ツラい季節になってしまうと思いますが、治るためには、ここでグッとガマンをすることです。
食べものから暑さ対策!
逆流性食道炎は、冷たい飲みものから暑さ対策をするのは、ちょっと危険すぎます。
そこで、食べるもので暑さ対策をしてみるのはどうでしょうか?
オススメなのは、暑い季節だと、体力や免疫力が落ちてしまうので、栄養素の高いトマトはどうでしょうか?
以前に「酸味が強いトマトを逆流性食道炎の人が食べてはダメですか?」の記事でトマトことを書いてありますので、逆流性食道炎でもトマトを食べて大丈夫なの?と心配の人は、参考にお読みください。
トマトには、日焼け防止、ダイエット、疲労回復、体温を下げるなど、暑い季節にピッタリの効果が期待できます。
お塩をちょっと掛けて食べれば、塩分も補給できるので、オススメですし、食塩や無添加のトマトジュースもオススメです。
トマト嫌いの人は・・・すみません。
キンキンに冷えたジュースやお酒の危険度100%!
ちょっと冷たい程度の飲みものなら大丈夫かもしれませんが、氷でキンキンに冷えたジュースやお酒は、逆流性食道炎の人にとても危険です。
特に、治りかけているからと言ってつい油断してしまうと、また逆流性食道炎の症状が出てしまうので、キンキンに冷たくなっている飲みものが欲しくなるのは分かりますが、とても危険なので完全に治ってからにしましょう。
それと、逆流性食道炎であろうとなかろうと、冷たい飲みものは、胃に負担を掛けてしまうので、40歳を過ぎたら健康のためにも、キンキンに冷えた飲みものは避けた方が良いと思います。
どうしても、冷たい飲みものが欲しいときは、キンキンに冷えた飲みものではなく、冷蔵庫でちょっと冷やした程度の飲みものや氷を少しだけ入れた飲みものを、胃の負担が掛からないように、コップ1杯くらいを目安にして飲んでください。
くれぐれも飲み過ぎは厳禁です。
暑い季節に飲むのがちょっとツラいかもしれませんが、逆流性食道炎の人は、胃に負担の掛からない常温の飲みものを取るように心掛けましょう。