逆流性食道炎になると、いろいろな症状が出て来て、その中に、ボクも経験している吐き気があります。
ボクの場合は、就寝前に吐き気を起こした経験があり、吐いた方が楽なんだけど、あとでツラくなるからガマンをしました。
もし、ボクと同じように、逆流性食道炎が原因の吐き気の場合は、これからご紹介する対処法で、症状を抑えてください。
吐き気が出ると、吐いた方が楽かもしれませんが、逆流性食道炎の場合は、症状が悪化する可能性があるので、絶対にダメ。
最悪の場合、症状がさらに悪化する可能性もあるから、対処法でダメだったら、速やかに病院へ行った方が良いですよ。
消化の悪い物を食べたことが原因!
真っ先に考えられるのが、消化の悪い物を食べたことで、吐き気が出ていると考えられます。
逆流性食道炎の人は、もともと消化の悪い物を食べると、症状を悪化させる原因にもなるから、絶対にダメです。
以前の記事でもご紹介しましたが、以下のような食べ物は、逆流性食道炎が治るまで、控えるようにしてください。
- 天ぷらやフライなどの脂っこい食べ物。
- カレーライスのような辛い食べ物。
- バターを多く使っている食べ物。
- ケーキなど砂糖を使う甘い食べ物。
最も可能性が高いのは、脂っこい物を食べたあとで、ボクも経験があるけど、吐いた方が楽かもと思いました。
しかし、本当に吐くと、食べた物が食道を逆流して、炎症が悪化する可能性があり、絶対に止めてください。
吐き気が出た際は、頓服で処方されている薬を服用して、あとは白湯を飲んで、安静にしていましょう。
薬がない場合は、胃を圧迫させない方が良いので、背筋を伸ばし座るか立つかしながら、安静にしていることです。

症状に対する精神的な不安が原因!
逆流性食道炎が治らないと、精神的な不安が出てしまい、それが原因で吐き気も、一緒に出てしまうことがあります。
「悪化したらどうしよう」と思うだけで、心臓がドキドキして、そのうちゲップが頻繁に出て来たんです。
最終的には、吐き気が出てしまい、とりあえず、気持ちを落ち着かせるために、リラックスする方法を試しました。
- 鼻から息をゆっくり吸う。
- 吸う際に肺ではなくお腹に息をためる。
- 吸い終わったら口からゆっくり吐く。
- 吐く際はお腹の中の空気をすべて出す。
- これを最低でも3回以上は繰り返す。
リラックスする方法は、深呼吸ををすることなので、とにかく何も考えず、深呼吸に集中してください。
気持ちが落ち着くと、次第に吐き気も治まるはずだから、繰り返し何度もやって、リラックスをしましょう。
ボクの場合は、医者から精神安定剤の『デパス』を処方されており、どうしても、ダメなのときだけ飲みます。
最近は、市販薬の『アロパノール』は、不安などの神経症に効くらしいので、頓服で持つのも良さそうです。

食事のあとの姿勢の悪さが原因!
胃酸が、逆流する原因でもあるけど、食事のあと姿勢が悪くなったら、吐き気も出ることがあり、注意が必要です。
もしかしたら、食べたらすぐに寝てしまったり、前屈みになって胃を、圧迫させたりしているかもしれません。
僕の場合は、もともと猫背なので、どうしても胃が圧迫されやすいから、特に姿勢は注意をしています。
- 食べたあとはすぐ体を横にしない。
- 前屈みになり胃を圧迫させない。
- 猫背の場合は姿勢を良くする。
- 姿勢の悪さに気づいたらストレッチ。
吐き気が出る前に、姿勢の悪さに気づいたら、すぐにストレッチをすれば、吐き気を抑えられるかもしれません。
吐き気が出たあと、姿勢の悪さに気づいた場合は、すぐに背筋を伸ばせば、症状が少し治まります。
ボクの場合だけど、みぞおち付近をゆっくり押すと、骨が鳴ることで背筋が伸びるから、もし良かったらお試しを。
姿勢の悪さは、逆流性食道炎を、改善する上で問題だから、吐き気がなくても、普段から気を付けてください。

頻繁に吐き気が出る場合は病院へ!
上記のことを、普段から気を付けているのに、それでも吐き気が出てしまう場合は、速やかに病院へ行きましょう。
もしかしたら、逆流性食道炎が悪化していたり、違う病気の可能性もあるから、ヒドい場合は注意が必要です。
ボクの場合は、頓服でマグテクトを、処方してもらっていたから、あまりにもヒドいときは飲みました。
効果は人それぞれだから、一概には言えないけど、吐き気がツラすぎたら、『マグテクト』を処方してもらいましょう。
もしくは、自分も飲んで楽になった、精神安定剤の『デパス』を、処方してもらってください。

まとめ
吐き気が、ときどき出る程度だったら、ご紹介した3つの方法のどれかで、吐き気を抑えられます。
特に、食べ物と姿勢は、逆流性食道炎が原因の吐き気に多いので、普段から特に注意が必要です。
ただし、どれをやっても効果がなかったら、症状の悪化や別の病気の可能性があるので、すぐ病院へ行きましょう。
その際、自分が飲んで効果のあった、『デパス』や『マグテクト』を、先生に聞き処方されたら、試してください。
逆流性食道炎は、症状が治まっても、また悪化する厄介な病気なので、症状が良くなっても、油断は禁物ですよ。
