最近になって、少し逆流性食道炎の調子が良くなって来たから、思い切って久しぶりにラーメンを食べました。
役2年ぶりぐらいのラーメンだったので、美味しかったのだけど、食べている途中で何度も、気が付いたことがあったんです。
ボクの場合は、逆流性食道炎が良くなっていたから大丈夫だったけど、あまり症状が良くなっていない場合、ラーメンが危険かもしれないと言うこと。
最悪の場合は、元の状態に戻ってしまう可能性もあるので、逆流性食道炎の人がラーメンは、食べない方が良いのかもしれません。
ちなみに、ラーメンだけでなく麺類全般が、あまり逆流性食道炎の人には良くない気がしているので、もし食べたいと思った人は、これを読んでからにしましょうね。
逆流性食道炎だとラーメンを食べるのがダメな理由!
もともと逆流性食道炎の人は、ラーメンを食べてはダメで、消化が遅いことが一番の理由だと言われています。
ラーメンの麺は、小麦粉で作られているから、比較的に消化の早い部類に入るけど、麺に使われるかん水やタマゴがあまりよくありません。
さらに、ラーメンのスープやチャーシューは、かなりの油分が含まれているので、こちらも消化が悪いから、逆流性食道炎の人はラーメンがダメなんです。
それなら、油分の少ないラーメンにすれば大丈夫だと思ってしまいますが、実はラーメンの材料だけではなく、ラーメンの食べ方にも問題があります。
逆流性食道炎の人だと、ラーメンを食べる際に思いっきり麺をすすったとき、食道が炎症をしている場合に咽てしまう場合があるんです。
ゆっくり食べるなら大丈夫だけど、ラーメンの場合は早くすすって食べてしまうので、逆流性食道炎を患っているなら、ラーメンは止めた方が良いでしょう。
ラーメンは、もともとあまり消化が良くないので、逆流性食道炎が治ってから食べるようにしましょう。

逆流性食道炎でもうどんやお蕎麦なら大丈夫?

ラーメンがダメなら、他の麺類のうどんやお蕎麦だった場合、逆流性食道炎でも食べて大丈夫なのでしょうか?
まずうどんの方は、小麦粉から作られており、他に入るのは水と塩ぐらいなので、比較的に消化の良い食べものとされているから、逆流性食道炎でも大丈夫。
お蕎麦の方は、原材料であるそば粉が消化吸収が早く、胃もたれもしにくいと言われているので、こちらも逆流性食道炎が食べて問題ありません。
ただし、2つの麺類に共通して言えるのは、単体で食べる分なら問題ないけど、トッピングをしてしまうと食べない方が良いでしょう。
たとえば、うどんにもお蕎麦にも合う天ぷらは、胃にとても負担を掛けてしまうので止めた方が良いし、熱々で食べるのも危険です。
他には、うどんやお蕎麦はよく噛んで食べることが少ないので、いくら消化に良いと言っても、飲み込むように食べては消化が悪くなってしまいます。
うどんやお蕎麦も、ゆっくり食べれば問題ないので、あとは天ぷらなどのトッピングをしないようにして、食べるようにしましょう。

あまりすすって食べない冷やし中華はどう?

夏に良く食べる冷やし中華は、ラーメン・うどん・お蕎麦のように、すすって食べることはないから、逆流性食道炎でも大丈夫そうな気がしませんか?
冷やし中華の麺は、ラーメンの麺と似ているので、あまり消化に良くなさそうだから、逆流性食道炎には良くなさそうです。
さらに冷やし中華の場合は、タレにお酢を使っているので咽てしまうことが多く、どう考えても逆流性食道炎の人は食べない方が良いでしょう。
実際に、ボクも何度か食べたことがあり、調子が良いときなら問題がなかったけど、ちょっと症状が出ているときは、かなりの確率で咽ました。
もともと逆流性食道炎の場合は、酸っぱいものを食べない方が良いと言われているので、すすらないとしても冷やし中華は不向き。
絶対に食べてはダメだとは言いませんが、もし冷やし中華を食べて咽るようなことがあったら、できるだけ食べることは止めましょう。
冷やし中華は、お酢が入っているので、逆流性食道炎だと咽てしまう場合があるから、注意して食べるようにしましょう。

すすって食べないパスタなら大丈夫?

ラーメン・うどん・お蕎麦の3つは、食べる際にどうしてもすすってしまうことが、逆流性食道炎の人に危険な理由の1つです。
でも、それならパスタのようなすすって食べない麺類なら、逆流性食道炎でも食べて大丈夫と言うことになりそうな気がしますよね?
確かにパスタは、すすって食べないし実は消化がそこそこ良いと言われているので、2つの点では逆流性食道炎だとしても問題ありません。
だたし、パスタの場合は料理に問題があって、大量のオリーブオイルとニンニクを使うことが多く、どちらも逆流性食道炎には危険です。
少量のオリーブオイルなら、逆流性食道でも大丈夫なので、もしパスタを食べる際は料理方法に気を付けて、食べることをおすすめします。
具体的に言うなら、洋風のパスタだとニンニクを使ってしまうので、大根おろしやなめたけを使った和風のパスタが良いでしょう。
パスタの場合は、料理をする際にオリーブオイルやニンニクを使うことが多いので、油を控えて和風の味にして食べるようにしましょう。

食べ方を工夫すれば大丈夫かも!
逆流性食道炎の症状が良くなっている場合だったら、ラーメンを食べる際、食べ方に注意すれば基本的には大丈夫でしょう。
そこで食べ方のポイントとして、ラーメンなられんげに一度ラーメンを入れてから食べるようにすれば、すすることが減るので問題なさそうです。
うどんやお蕎麦の場合は、れんげを使って食べないので、すすらないようにゆっくり口の中に入れるのがベストの食べ方。
逆流性食道炎の場合は、まず麺類を食べたときに、咽るかどうか確認をして、ちょっとヤバいと思ったら、上記の食べ方をしてください。
ボクの場合も、ラーメン・うどん・お蕎麦を食べる際は、できるだけすすらないようにして、ゆっくり食べることを心掛けています。
- どうしてもラーメンを食べたいなら、れんげに麺を入れて食べましょう。
- うどんやお蕎麦の場合は、すすらないようにゆっくりよく噛んで食べましょう。

まとめ
ご紹介した麺類は、ラーメン・うどん・お蕎麦・冷やし中華・パスタの5つで、この中で食べて大丈夫そうなのは、うどんとお蕎麦です。
あとのラーメン・冷やし中華・パスタは、食べて大丈夫そうなら良いけど、ちょっとでも咽たり症状が出たら、食べるのは止めてください。
ボクの場合、ラーメンは消化に悪いので食べないようにしており、あとの麺類はゆっくり食べること、味付けに気を付けること、症状が良いこと、この3つを心掛けて食べます。
せっかく逆流性食道炎が良くなったのに、麺類を食べてまた悪化してしまったら台無しなので、あまり無理をして食べない方が良いでしょう。
