逆流性食道炎は体を横にすると、胃酸が逆流してしまうから、寝方が大切なは知っているけど、実際にどんな寝方が正しいか知っていますか?
仰向けになる寝方、右側を下にする寝方、左側を下にする寝方、うつ伏せになる寝方、主に4つの寝方があり、この中に正しい寝方があるんです。
正しい寝方をすれば、逆流性食道炎の症状が出る心配は少ないけど、寝方を間違えてしまうと、寝ているときに症状が悪化してしまうかも。
寝ている時間は、6時間から8時間くらいで、長い時間ずっと同じ状態で寝ていることはないど、何時間もダメな寝方をするのは危険。
そこで、逆流性食道炎の人が寝る際に、症状を悪化させないための正しい寝方をご紹介するので、しっかり覚えて今夜から試してください。
実際にボクがしていた寝方!
ボクが逆流性食道炎になってすぐの頃、体を横にすると胃酸が逆流をして胸焼けを起こしたから、とてもツラかったです。
特に、仰向けになっているときに、胃酸が逆流している感じがするので、寝るのがちょっと怖くなってしまいました。
短時間抗不安薬を処方してもらったので、寝るのが不安なときにはこの薬を飲むと大丈夫だから安心だけど、ずっと薬に頼る訳にはいきません。
そこでいろいろなサイトから、逆流性食道炎の寝方を調べると、寝るときには体を横にするのが良いと分かりました。
でも、右側を下にする方が良いと言う人もいれば、左側を下にする方が良いと言う人もいて、右側と左側のどちらを上にした方が良いのか分かりません。
寝ているときに寝返りを打つのは仕方がないし、腰痛を持っているボクの場合は、ずっと同じ姿勢ではいられないのが問題です。
右側を下にする寝方、左側を下にする寝方、どちらも試したけど、実際にどちらが良いのかハッキリしないままなので、正し寝方を早く決めたい。
そこで思い出したのが病院へ行って検査した日のことで、胃カメラを飲んだときの寝方をすれば、逆流性食道炎の症状を防げそうだと分かったんです。

胃カメラの検査をしたときの寝方!
胃カメラの検査をするとき、マウスピースをつけて体を横にさせたでしょうが、そのとき左側を下にする寝方をしませんでしたか?
検査の際に胃酸が逆流したら大変だから、体の左側を下にする寝方をさせたと思うので、正しい寝方は左側を下にすることだと思います。
いろいろなサイトで調べても、胃の構造から右側を下にする寝方は、胃酸が逆流しやすくなるらしいので、正しい寝方は左が下にする方です。
ただし、人によっては右側を下にする寝方の方が、寝やすい場合があるらしいので、まずは自分にあった寝方を探した方が良いかもしれません。
ボクの場合も、左側を下にする寝方をしていても、ときどき胃の辺りから「ギュルギュル」と音がするので、正しいのが左側を下なのか不安でした。
症状が治まって来ると、左側を下にする寝方、右を下にする寝方、どちらにしても特に問題ないので、症状が出ているときだけ気を付ければ大丈夫。
とりあえず、正しい寝方の左をする方法を試して、自分の体に合っていたらそのままにして、違和感を感じたら右をする寝方を試してください。

仰向けの寝方にはちょっと工夫が必要!

体を横にする際の正しい寝方は、左側を下にすることだと分かりましたが、仰向けになる寝方の場合は、特に問題がないのでしょうか?
実はボクの場合、仰向けになる寝方との相性が非常に悪く、おなかの辺りがギュルギュルと鳴り出して、胃酸が逆流するような感覚に陥ります。
そこで胃酸を逆流させないように、おなかより上の部分を少し高くした寝方をすれば、ちょっと寝づらいけど問題がないことが分かりました。
ポイントとしては、座布団をやタオルなどで傾斜を付けてから、仰向けになる寝方をするのがおすすめです。
ただし、この寝方が誰にでも通用する方法ではないらしく、逆流性食道炎を患っている義理の兄に聞いたら、全く効果がないと言っていました。
必ずしも仰向けの寝方をする際、おなかの上の部分に傾斜を付けて寝れば、胃酸が逆流してこない訳ではないらしいので、効果は人それぞれらしいです。
そう言われてみると、胃酸が逆流する症状のときは体が起きていても出るので、傾斜を付けた程度では胃酸の逆流を抑えられないのかもしれません。
仰向けになる寝方の場合は、胃よりも上の部分を高くすれば胃酸の逆流を防げる。ただし、人によっては効果が出ないも場合もあるので注意。

うつ伏せになる寝方は絶対にやってはダメ!
一つだけ残っていた、うつ伏せになる寝方は、仰向けにる寝方以上に胃酸が逆流しやすいので、絶対にやってはいけません。
うつ伏せになる寝方がダメな理由は、胃が体の下になってしまい重みで圧迫してしまうから、症状が悪化する可能性があるからです。
さらに、うつ伏せになる寝方は、腰を痛めてしまう場合もあるので、全く良いことがないから、この寝方をしないように注意してください。
うつ伏せになる寝方は、胃を圧迫してしまい逆流性食道炎を悪化させるので、絶対に止めましょう。

まとめ
基本的には、うつ伏せはダメ、仰向けはお腹の上の部分を高くする、体の左側を下にする寝方がベスト、体の右側を下にする寝方がベター、これが正しそうです。
人によっては右側を下にする寝方がベストの場合もあるので、胃酸が逆流するような感覚の有無を確認して、自分に合う寝方をしましょう。
ただし、起きているときでも胃酸が逆流してくるので、どんな寝方をしても効果がない場合がありますので、その点は注意してください。
逆流性食道炎が原因で、睡眠不足になってしまうと、日常生活にも支障が出るので、どうしても眠れない場合は、短時間抗不安薬(睡眠導入剤)を処方してもらいましょう。
ボクの場合、一度寝てしまえば胃酸が逆流している感覚がないので、眠くなるギリギリまで体を起こした状態にして、睡魔に襲われたらすぐ寝るようにしています。
