逆流性食道炎はこんな病気!

女医

逆流性食道炎は、最近になって多く発病するようになったのですが、これは、食生活の欧米化などが、原因だとされています。年齢も以前は、40代以降に多かったのが、最近では20代でも発病する人が多くなりました。逆流性食道炎は、放置していると最悪の場合、ガンになる可能瀬があるので、早めに病院で受診することをオススメします。ボクも、逆流性食道炎の症状が出ていたので、すぐに病院で診てもらいましたが、具体的に逆流性食道炎は、どんな病気なのでしょうか?

逆流性食道炎はこんな病気です。

もともと、逆流性食道炎は欧米の人に多い病気で、日本人には少なかったのですが、食生活の欧米化などの原因で、最近は、日本人でもなりやすい病気の一つです。

逆流性食道炎とは、、胃酸が食道に逆流してしまうことで起こる病気なのですが、胃酸は、とても強い酸性なので、食道に逆流して粘膜を刺激することで炎症が起き痛みが出ます。

胃酸が逆流することで起こる炎症が、胸焼け、胃痛、のどの痛み、胸の痛み、咳(せき)などが症状として現れます。

ボクの場合は、最初に胸焼けから始まり、のどの痛み、胸の痛み、咳(せき)など、ほぼすべての症状が出たので、逆流性食道炎をすぐに疑いました。

診察してもらう病院は、最初から胃カメラ(内視鏡検査)ができるような病院でも構いませんが、まずは、掛かり付けの内科や消化器科や胃腸科を受診しましょう。

たぶん、ボクと同じように、逆流性食道炎の薬を処方してくれるので、しばらくその薬を飲んで、それでも逆流性食道炎の症状が治らなかったときに、胃カメラ(内視鏡検査)ができるような病院へ行った方が良いと思います。

年齢とピロリ菌の関係

年齢は、以前は40代以降に多かったのですが、最近では20代から30代でも、逆流性食道炎になってしまいます。

その理由として、ピロリ菌が原因と言われており、ピロリ菌が胃の中に保有していると、逆流性食道炎になりにくいらしいのですが、今の20代から30代はピロリ菌を保有していないので、逆に逆流性食道炎になりやすいそうです。

ピロリ菌を保有していれば逆流性食道炎には、なりにくいかもしれませんが、ピロリ菌は、胃がんや十二指腸潰瘍の原因とされているので、逆流性食道炎になるリスクがあっても除菌した方が絶対に良いです。

ちょっと話がずれてしまいますが、ピロリ菌の検査は、胃カメラ(内視鏡検査)ですることが多いので、逆流性食道炎で胃カメラ(内視鏡検査)をする際に、ピロリ菌の検査を合わせてしてくれる病院があります。

小さい頃に、井戸水や山から引いた水を飲んでいた人は、年齢に関係なくピロリ菌を保有していることが多いので、逆流性食道炎の検査のついで診てもらいましょう。

検査方法

逆流性食道炎は、問診でも診断ができますが、他の胃の病気の可能性もあるので、必ず胃カメラ(内視鏡検査)をした方が良いです。

ボクも、最初は掛かり付けの病院の検査(他の病気の可能性があったのでレントゲンと心電図)と問診で、逆流性食道炎と診断されたのですが、症状がなかなか治らなかったので、最終的に胃カメラ(内視鏡検査)をやりました。

他の検査方法は、胃酸の分泌を、おさせえるプロトンポンプ阻害薬(PPI)を服用して、逆流性食道炎かどうかを調べる、酸分泌抑制薬による診断(PPIテスト)があります。

胃カメラ(内視鏡検査)を苦手な人もいるかと思いますが、最近は、痛みの少ない鼻からの胃カメラ(内視鏡検査)や鎮痛剤や麻酔剤を使って行う胃カメラ(内視鏡検査)もあるので、安心して検査ができます。

緊急性はないけど危険な病気

逆流性食道炎は、すぐに命にかかわるような緊急性のある病気ではありません。

でも、放置していると逆流した胃酸が、食道を炎症させ続けて、最悪の場合、食道がんになる可能性があるので、逆流性食道炎の症状があった場合には、できるだけ病院へ行ってください。

最近では、市販薬に、逆流性食道炎から起こる胃酸過多をおさえるものがあるので、病院へすぐに行けない人は、しらばく市販薬を飲んでみて、それでも症状が治らない場合は、病院で診察してもらいましょう。

具体的な、逆流性食道炎の症状は下記をご覧になってお確かめください。

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