まだ季節は秋ですが、これから冬に向けて気を付けて欲しいのが、逆流性食道炎の悪化です。
夏を乗り越えて、食欲の秋で食べ過ぎなければ、逆流性食道炎なんて怖くいないと思うのは間違いです。
夏と同じように、冬も逆流性食道炎には危険な季節で、特に年末はもっとも危険。
逆流性食道炎の症状が完治していても、症状が良くなっていても、油断をすると、再び逆流性食道炎の症状が出てしまいますよ。
特に、サラリーマンやOLの人たちは、普段以上に気を付けないと、新年早々に、病院で胃カメラの検査をすることになっちゃうかも!
では、なんで冬の季節が、逆流性食道炎に危険なのかをご紹介します。
冬は熱々のこれが食べたい!
冬になると、夏とは真逆の温かいものが欲しくなりますよね。
お鍋やおでんなど、温かいと言うよりは、熱い食べもので冷たい体を温めたいと思っている人も多いかと思いますが、逆流性食道炎の人は、とても危険です。
前に書きましたが、冷たいものと同じように熱いものも、刺激物になるので、逆流性食道炎にはオススメができません。
特に、鍋料理なんて、確実に熱々を食べるものなので、食道が炎症をしてしまう可能性が高いです。
テレビで医者が言っていましたが、熱い食べもの自体が食道に悪いらしく、食道ガンの原因にもなり兼ねないらしいので、もともと食道に炎症がある逆流性食道炎の人は、食べない方が賢明です。
おでんも、かなり熱々の状態で食べるので、どうしても食べたいなら、よく冷ましてから食べるようにして欲しいですが、おでんはなかなか冷めないんですよね。
お鍋やおでんは、冬になると食べたくなるのは分かりますが、逆流性食道炎が完治をしていても、完治をしていなくても、よく冷ましてから食べるようにしてください。

寒い冬は熱いこれが飲みたい!
次に、食べるものと同じように危険なのが、冬に飲むお酒です。
寒い冬に、キンキンに冷えたビールを、飲み人は少ないと思いますが、当然に冬の季節でも飲んではダメ。
ビールは飲まないけど、その代わりに日本酒の熱燗を飲んでいる人は、いるんじゃないですか?
日本酒の熱燗も、食道を炎症をしてしまう原因になるので、逆流性食道炎の人は飲んではいけません。
それに、ボクだけかもしれませんが、熱燗で日本酒を飲むと、ツンと鼻に抜けるような刺激を感じるので、それも逆流性食道炎には良くない気がします。
そんなに言うなら、日本酒の熱燗は飲まないよ!代わりに焼酎のお湯割りを飲むよ!と言ってる人も同じくダメです。
基本的に、アルコール類は、逆流性食道炎にダメなので、完全に治るまで止めて欲しいし、できることなら、症状が再発するかもしれないので、治ってもずっと飲まない方が良いと思います。

危険なのは年末年始!
ここまで読めば、年末年始がなんで逆流性食道炎の人に危険かはお分かりですよね?
年末年始は、忘年会や新年会で暴飲暴食をしてしまう、冬の中で一番に危険な時期です。
会社や友人、趣味などの忘年会や新年会がたくさんある人もいるでしょうが、逆流性食道炎なら参加するなとは言わないけど、その場の雰囲気に飲まれてはいけません。
みんなが楽しそうにお酒を飲んだり、鍋ものや天ぷらなどを食べているのを見て、ガマンをすることができずに、飲んだり食べてしまったら最後です。
お酒だったら、コップ1杯のビールくらいまで、逆流性食道炎の症状次第で大丈夫かもしれませんが、本当に大丈夫かは飲んでみないと分かりません。
食べるものだったら、いつもの夕食と同じ量にすれば大丈夫ですが、みんなが楽しそうにモリモリと食べる姿を見ても、絶対にガマンをしましょうね。
付き合いの多いサラリーマンの人だったら、何回も忘年会や新年会に出る必要があると思うので、もしかしたら、夏よりも気を付けないと、新年早々に胃カメラの検査をするかもしれませんよ。

冬が危険なのは他にも理由がある!
熱い食べもの、熱い飲みもの、忘年会に新年会などに気を付ければ、冬になっても大丈夫な訳ではありません。
まだ、逆流性食道炎にとって冬が危険な理由があります。
それが、冬の寒さから来る胃の痛みや免疫力の低下で、逆流性食道炎の症状が悪化するからです。
寒くなると、人間の臓器の動きが鈍くなるので、当然に胃の動きも悪くなり、消化不良を起こすので、逆流性食道炎が悪化する可能性があります。
寒さは、免疫力も低下させてしまうので、ちょと具合が悪いだけで、逆流性食道炎の症状が出てしまうかもしれません。
冬の季節は、体を冷たくさせることが、一番にダメなことなので、暖かい格好を心掛けることが、逆流性食道炎を悪化させないために必要です。
特に、寝るときなどおなかが冷えてしまうことが多いので、腹巻きなどをして、体を冷やさないように心掛けましょう。

冬の危険度80%!
逆流性食道炎の人が、寒い冬を乗り切るには、とにかく熱々の食べるものや飲むものを取らないことです。
寒いから、どうしても食べたいのは分りますが、熱々の食べもの取ってしまうと、確実に逆流性食道炎の症状が悪化してしまうので、冷ましてから食べるように心掛けましょう。
日本酒の熱燗や焼酎のお湯割りは、お酒なので、冷ましてからではなく、基本的に飲むのは止めてください。
忘年会や新年会で、ハメを外して楽しみたい気持ちも分かりますが、暴飲暴食は逆流性食道炎にとって、一番にやってはダメなことなので絶対に止めましょう。
付き合いもあるでしょうから、どうしても飲みたいときは、コップ1杯くらいのビールだけにして、あとは温かいお茶や常温の水でガマンをしてください。
他には、冬は寒くて臓器の動きが鈍くなったり、免疫力が低下したりするので、体を冷えさせないように、暖かい格好をするようにしましょう。

まとめ
- 鍋やおでんなどの熱々の食べものは冷ましてから食べること。
- 日本酒の熱燗や焼酎のお湯割りはお酒だから飲んではダメ。
- 忘年会や新年会でハメを外したい気持ちは分かるけどガマン。
- 体が冷ええると臓器の動きが鈍くなったり免疫力が低下するから暖かい格好をすること。
- 寝るときにおなかが冷えてしまわないように腹巻きをするのがオススメ。