毎年のように、当然ですが夏は暑いですが、みなさんは、夏が好きですか?
ボクは、逆流性食道炎を患って、初めての夏だったのですが、全く好きにはなれませんでした。
その理由として、夏のような熱い季節は、逆流性食道炎の症状が改善するどころか、真逆の悪化ばかりしたからです。
一日でも早く夏が終わって、秋になって欲しいのですが、なんで逆流性食道炎の人が、夏になると症状が悪化してしまうのか分かりすよね?
そうです!あれやこれが原因で、夏のような暑い季節は、逆流性食道炎が悪化してしまうんです!
冷たい飲みものや食べものが欲しい!
暑い季節になると、大人が欲しくなってしまうのが冷たいビール。
ボクはお酒が全くダメなので、冷たいビールは飲みたくありませんが、冷たいジュースなら飲みたいです。
でも、逆流性食道炎の人が、冷たい飲料がダメって言うのは周知の事実ですよね。
これが、夏のような暑い季節に逆流性食道炎の症状が悪化してしまう原因です。
飲んではダメだと分かっていても、うだるような暑さが毎日続いていれば、冷たいビールやジュースが飲みたくなるのが普通の人間です。
メジャーリーガーのイチロー選手のように、ストイックに生きていれば、猛暑だろうがなんだろうが、冷たいビールやジュースをガマンできるでしょうが、普通に生きている人には無理。
前にも書いた通り、冷たい飲みものは、刺激物になってしまい胃に悪いので、逆流性食道炎を悪化させてしまいます。
さらに、暑い季節は、食欲が落ちて、冷たいお蕎麦とか冷やし中華を食べてしまいがちではありませんか?
冷たい飲みものと同じように、冷たい食べものも当然ですが、胃に悪いので、逆流性食道炎が悪化させます。
胃腸の働くを弱めないようにするには、消化の良い温かい食べものが一番なので、温かい食べものを取るように心掛けてください。
冷やし中華は、お酢が入っているので、逆流性食道炎でのどが痛い人や、食道の炎症が気になっている人は、止めた方が良いと思います。
夏のような暑い季節が、逆流性食道炎を悪化させてしまう一つ目の理由は、冷たいビールやジュース、冷たいお蕎麦や冷やし中華などを、つい飲んだり食べたりしてしまことです。
冷房は付けたいけど・・・
会社や部屋の中が、ギンギンに冷房で冷え切っているところに、ずっといるのも逆流性食道炎の人には良くありません。
冷房で体が冷えてしまうと、自律神経を乱してしまい、逆流性食道炎が悪化してしまうからです。
特に、ボクのようなストレスタイプの逆流性食道炎の場合は、冷房で体が冷えてしまい自律神経が乱れると、逆流性食道炎が悪化する可能性がかなり高いです。
自宅の部屋だったら、冷房の温度を上げて部屋を冷たくし過ぎなくすれば大丈夫でしょうが、会社の場合は、自分の意志で勝手に冷房の温度を、変える訳にはいきませんよね。
女性の場合なら、ひざ掛けや羽織るものを一枚もってくれば冷房の寒さがしのげますが、男性の場合は、羽織るもをの持ってくるのに抵抗がありませんか?
ボクの場合は、もともと冷房に弱い体質なので、逆流性食道炎を患っていないときに、冷房が当たらない場所へ席の移動を頼んだら、女性の人から、頼りない男性のように見られてしまいました。
そんなことがあったので、男性で冷房に弱いと言うのは、ちょっと言いにくいかもしれません。
男性の場合、冷房から身を守るのは、長袖のワイシャツを着てくるくらいしかできませんが、やならいよりはやった方がマシなので、できる限り体が冷えないように、冷房から身を守りましょう。
逆流性食道炎が、夏のような暑い季節に悪化してしまう理由の二つ目は、冷房で体が冷えてしまい自律神経が乱れてしまうからです。
夏バテで体力が落ちてくる!
夏のような暑い季節は、夏バテを起こして体力が落ちてしまいがちな季節でもあります。
夏バテで体力が落ちてくると、免疫力なども落ちて来てしまうから、逆流性食道炎の症状が悪化してしまいます。
ボクの場合も、食事や飲みものなどを気を付けていたのですが、たぶん暑さから疲れが出てしまい、逆流性食道炎が悪化して、病院へ行くことになってしまいました。
あと、暑くなると、食事がのどを通りにくくなるので、前述のような冷たい食べもので済ませてしまうことが多くなります。
栄養価の足りないものばかり食べていると、体力が落ちて夏バテを起こしてしまうのですが、夏バテは、免疫力を弱めるだけでなく、胃などの内臓の働きも弱めてしまうので、逆流性食道炎の人は、絶対になってはいけません。
夏バテの原因は、暑くなると食事の量が少なくなり、普段よりもタンパク質が不足することで起きるから、積極的にタンパク質を取るように心掛けましょう。
そんな夏にオススメの食べ物は、タンパク質が豊富な鶏肉や豚肉、あとは豆腐や湯葉を食べるのが良いです。
鶏肉や豚肉を食べる際は、焼肉や焼き鳥ではなく、豚肉だったらしゃぶしゃぶのような食べ方、鶏肉だったら棒棒鶏のような食べ方で、油を使わない調理方法で食べましょう。
豆腐の場合は、冷奴か湯豆腐がオススメですが、暑い季節なので冷奴の方が食べやすいですよね。
冷奴が好きな人に、ニンニクを擦って入れたい人もいるでしょうが、生のニンニクは胃を荒らすと昔から言うので、止めた方が良いかもしれません。
夏のような暑い季節が、逆流性食道炎を悪化させてしまう三つ目の理由は、暑くて食事がのどを通りにくくなり、もしくは冷たい食べものばかり取ってしまい、タンパク質が不足して夏バテを起こしてしまうからです。
夏のような暑い季節の危険度100%!
夏のような暑い季節は、逆流性食道炎を患っている人には、地獄かもしれません。
キンキンに冷えたビールもジュースもダメですし、冷房がガンガンに効いている部屋でのんびりするのもダメ。
夏バテを起こして体力が落ちてきたら、逆流性食道炎の症状が悪化してしまうので、夏に一つも良いことなんてありません。
さらに、夏の食事は、のど越しの良い冷たいお蕎麦や冷やし中華などを食べてしまいがちですが、これも胃の働きを弱めてしまい逆流性食道炎が悪化する原因の一つになってしまいます。
逆流性食道炎を患っている人にとって、夏のような暑い季節は、食事やライフスタイルを気を付けないと、症状が悪化してしまうケースが多くなるので、普段よりも注意して過ごしましょう。
- 冷たい飲みもをや冷たい食べものを取る→刺激物なので胃の働きを弱める→逆流性食道炎が悪化する。
- 暑くて食事がおろそかになる→夏バテを起こす→内臓の働きが弱まる・免疫力が落ちる→逆流性食道炎が悪化する。
- 冷房の部屋で体が冷え切る→自律神経が乱れる→逆流性食道炎が悪化する。